09年度税制改正で、70歳以上の親と
同居している世帯を対象に、所得税の減
税を拡大する案が浮上している。
高齢の親との同居に伴う減税は、所得税
控除の「同居老親等加算」といわれる。
70歳以上の親と常に同居している場合、
所得税の控除額が親1人につき10万円
ずつ増える。
同居老親等加算により現在は総額約300億
円の税金が免除されている。仮に控除額
を2倍にした場合はさらに同額の税収減
となる。
後期高齢者医療制度が高齢者から酷評さ
れているため、与党内には「政府は高齢
者に冷たい」との批判を和らげる手を打
ちたい、という思いがある。こうした声
は、総選挙が近づくにつれ一層高まる可
能性がある。






